2016年の2月に金融庁から「仮想通貨を貨幣認定」として発表がありました。

金融庁の発表という事は日本政府の発表という事です。
日本は世界でEU連合に続いて二例目の仮想通貨を貨幣として認定国となりました。


「仮想通貨」とはインターネット上で流通するお金のことです。
どこの国の管理でもなく、
世界中で同じ条件で使えるという特徴があります。



日本の場合は法定通貨は「円」です。
これは国が法定通貨として認めて、
「円」が使える環境があるから成り立っています。

ここに「仮想通貨」が乗っかってきます。
法定通貨は「円」のまですが、
今後は仮想通貨を使えるインフラが整備されていきます。


時代とともに文明も進化しますから、
新たな「お金」のジャンルができてもおかしくはないと思っています。


仮想通貨で一番有名なのが「ビットコイン」です。



仮想通貨は世界中に1,500種類以上は存在すると言われています。

2009年頃に公開されたビットコインですが、
開発者のプログラマーは数年後には新たな貨幣として世界が使うのを想定していたのではないでしょうか。


2014年の2月にビットコインと日本円の換金所であるMt.Gox(マウントゴックス)という会社が経営破たんして話題になりました。
東京に存在する会社ですが、
ハッカー攻撃も受け預かり資産が減り顧客へビットコイン払い戻しできなくなったという事件でした。
(実は社長も横領していたという事件でした)


皮肉にもこの時にビットコインは世間に周知されることになりますが、
実はビットコインの仕組み自体は何も影響を受けていなかったのです。


この時に「ビットコイン」に対するイメージは確実に悪くなりましたが、
今では仮想通貨を国が正式に通貨として認定しています。


危ない物であれば金融庁も貨幣として認めたりはしないでしょう。



「仮想通貨」というものが支持されているという事は、
今までになかったもので人々が求めていたものという事になります。



仮想通貨に対して賛否あるのは当然のことですが、
自分はこれから生活に欠かせなくなってくるのではないかと考えております。